オススメ書籍:「大学生のためのアカデミック英文ライティング」(1)
イントロ
2つの出来事から英語の勉強をしなければならないと思った.
1つ目の出来事は「お前の論文の英語はくそだ」と毎回いわれたことだ.
論文を投稿すると,そのまま受理されることはほとんどなく,
イントロ薄いとか,参考文献少ないとか,コメントされて返ってくる.
それに答えながら,修正すれば受理されるのである.
これまでに英語の論文を2本受理され,2019年12月に3本目を投稿した.
3月に3本目の論文に対して,コメントが返っていた.
1本目から3本目までのコメントで共通していたことが,
「英語がくそ」ということだった.
英語がだめなことはわかっている.だから,英文校正に出した後に投稿したのだが…
英文校正で,ニュアンスがおかしい単語や文法のミスは直されているはずである.
つまり,英文校正では直せない文章の流れとかがだめなのかなと思っていた.
2つ目の出来事は「英文校正によって修正された英語を教授が元に戻すことがある」ということだ.
なにを言っているんだがわからないと思うが,そういうことなのだ.
英文校正に出すタイミングは,90%完成したタイミングである.
教授に何度も何度もダメ出しをもらって,ようやくその段階までいく.
ひゃっほーこれで論文投稿できるぜくらいのレベルに達したら英文校正を出す.
ちなみに,英文校正は10万くらいします.高すぎ.
そして返ってきたやつを再度修正して,論文のテンプレートに落とし込んで,最終版を確認のために教授に送るのだが,
まさかの「英文校正によって修正された単語や文章を校正前の状態に戻す」ときがあるのである.
お金や手間の無駄じゃん!と思いながらまた元の状態に戻し,振り回されている自分がいる.
この出来事から,自分でしっかり勉強して,校正側と教授側のどちらが正しいか判断できるレベルになる必要があると思った.
というわけで,適当にググって出てきた
中谷安男著「大学生のためのアカデミック英文ライティング」大修館書店出版を
読んでいたわけである.